レッスン

IP プールとサブドメイン

アクションステップ

IP とドメイン

メールを送信するには、2つのものが必要です。1つめは、2つめはそのアドレスのエイリアスとして機能する、人間が読むことができるです。ドメインは、を介して IP アドレスにリンクされます。上記の動画では、メールの設定についてさらに詳しく説明しています。

この技術的な設定の大部分は Braze によって自動的に処理されますが、メールの設定方法を決定する必要があります。

このセクションでは、IP アドレスを人間が読めるドメインにリンクする方法に関して決定する必要がある重要な事柄について説明します。

IP プール

IP プール

IP プールは、同様のメッセージを送信するために一緒に使用される1つ以上の IP アドレスのグループです。

送信レピュテーションによって異なりますが、Braze では通常、1つの IP アドレスが1日に最大約200万件のメッセージを処理できます。通常、送信を計画するときは、契約に含めた IP アドレスを IP プールに分割することから始めます。

組織は、契約交渉の一環として必要な IP アドレスの数を予め選択します。ただし、これらの IP アドレスを IP プールとサブドメインと共にグループ化する方法は、あたなの判断に委ねられています。これらの決定を行ったら、メール設定の次の段階に進むことができます。

トランザクションとマーケティングのコミュニケーションを分離することは業界のベストプラクティスであるため、通常はストリームごとに1つのプールから始めます。予想される送信量に基づいて、各プールに割り当てる IP アドレスの数を選択します。次に、各プールに必要なサブドメインの数を決定します。最後に、各プール内の個々の IP アドレスを、それぞれに必要なボリュームに基づいて適切なサブドメインに割り当てます。

使用およびサブドメインごとの IP アドレスの一般的な配分を示す画像
2つのサブドメインに6つの IP アドレスを配分する例

これが決定され、構成されると、マーケティングの実施方法に大きな変更がない限り、通常、IP プールに大きな変更を加える必要はありません。

サブドメイン

Term定義
サブドメイン

メールのサブドメインとは、「@」記号と会社のメインアドレスの間の部分です。例えば、support@marketing.uponvoyage.com の場合、「marketing」の部分がサブドメインです。

必要な送信サブドメインの数と、それらの名前を決定する必要があります。メールレピュテーションはサブドメインごとに割り当てられるため、メッセージを効果的に分離する必要があります。1つのサブドメインを使用してトランザクションメールとマーケティングメールの両方を送信した場合、ユーザーがマーケティングメールの配信を停止すると、サブドメイン全体のレピュテーションが損なわれ、トランザクションメールをユーザーに届けることが困難になる可能性があります。

メールアドレスのサブドメイン部分を示す画像
メールアドレスの構成要素

ほとんどの組織には、少なくとも2つのサブドメインがあり、1つはマーケティングメール用で、もう1つはトランザクションメール用です。場合によっては、これ以上のものが必要になることがあります。例えば、複数のタイプのトランザクションメールやマーケティングメールを送信し、個々のユースケースごとに個別のサブドメインが必要になる場合があります。

Braze でメールを送信するには、新しいサブドメインを使用する必要があります。以前にメールやその他の目的で使用されたサブドメインを再利用しないでください。

以前に使用していたサブドメインがある場合、それに少し変更を加え、新しいサブドメインとして類似する名前を使用することができます。例えば、以前に送信サブドメインとしてnewsletter.myorg.comを使用していたとします。これに「s」を加えるなどして少し変更し、newsletters.myorg.comのようにします。このサブドメインをまだ使用したことがなければ、それを使用することができます。

メール送信にサブドメインは必要ないと感じるかもしれませんが、Braze ではメール送信にサブドメインを使用する必要があります。またこれは、メール配信到達性を最大化するためのベストプラクティスでもあります。

メールサービスプロバイダー (ESP)

メールサービスプロバイダー (ESP)

Braze は第三者機関であるメールサービスプロバイダーを使用して、メール送信機能を提供しています。

メール送信の実際のプロセスは、SendGrid や SparkPost などのメールサービスプロバイダー (ESP) によって処理され、これは Braze によって自動的に設定されます。ほとんどの場合、この設定の詳細は送信の動作に影響しません。場合によっては、自社のメールサービスプロバイダー (ESP) サポートリソースと実際に連携する必要がある場合がありますが、オンボーディングチームとサクセスチームがそれらを見つけるのを手伝ってくれるはずです。

メールがこれらのサービスを介して送信されても、実際にはされ、自社ブランドのインターネットアドレスが表示されます。このため、メールは@ESP-provider.comと表示されるのではなく、@yourbrandname.comのように表示されます。一般に、メールサービスプロバイダー (ESP) が何であるか、またはそのドメイン名を知る必要はありません。ただし、指示に従うために、使用しているメールサービスプロバイダー (ESP) を知る必要が生じる可能性のあるセットアップタスクがいくつかあります。オンボーディングチームに問い合わせることで、それらの詳細を入手できます。